自己肯定感が低い子どもの心を育むために必要なこと

うちの子の自己肯定感が低いのはどうしてだろう??

どうしてもっと自信を持てないのだろう??

この記事を読んでいる方には、そんなことを感じているお母さんもいらっしゃるかもしれませんね。

でも、そんなお母さんも安心してくださいね!

どうして子どもの自己肯定感が低いのかがわかれば、ちゃんと高めていってあげることができますよ。

自己肯定感を高める具体的方法についてはこちらの記事がおすすめです。

自己肯定感を高める3つの具体的方法

この記事では、どうして自己肯定感が低くなるのか、ということについてお話したいと思っていますよ。

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自己肯定感が低いってどんな状態??

自己肯定感が低い状態は、「私はダメだ、私はダメだ、私はダメだ」と自分を責めてばかりで、いつの間にか「私はダメ」な自分を演じてしまっている状態と言えるんですよね。

自己肯定感が低かった私

ここでちょっとだけ、僕の小学校時代をお話しますね。

というのも、かつては僕が、まさに自己肯定感の低い子どもだったから。

小学校低学年の頃、僕は典型的ないじめられっ子でした。

団地に住んでいたこともあって、同学年だけでなく6年生からも標的にされ、みんなにいじめられていたんですね。

そんな僕は、小学校3年生の頃に引っ越して、学校も変わり、今度はいじめっ子になってしまったんです。

こちらでいじめっ子になったのは、以前住んでいた学校に比べると随分と落ち着いた子ばかりが通う学校だったからかもしれません。

いじめられっ子からいじめっ子に??

不思議に思うかもしれませんが、小学校の頃、僕はその2つの立場を経験したんですよね。

もし、いじめっ子でもいじめられっ子でもない普通に学校に通う生徒がいるとしたら、僕はその普通の立場は経験することなく、いじめっ子といじめられっ子の立場だけを経験したということ。

それら2つの立場を経験して、はっきりとわかることがあります。

それは、いじめっ子もいじめられっ子も、心の奥底に潜んでいる苦しみは全く同じであるということ。

そして、その奥底にある叫び声も全く同じであるということ。

そうなんですよ。

いじめっ子もいじめられっ子も同じ苦しみを抱え、同じものを切望しているんです。

何を求め、何を叫んでいるかと言えば、

愛されたい!!ということ。

学校であれば、

友達が欲しい!!ということ。

そう、ただ友達が欲しくて、ただ愛されたいだけなんです。

でも、わからないんです。どうしていいのか。

そのわからない、ということに苦しみがあります。

わからないから、求めても求めても手に入らない。

愛されたい!友達が欲しい!!

でも、求めても求めても手に入らない!!

そんな苦しみの中、いじめっ子になるか、いじめられっ子になるか、役割の違いだけが生まてしまったんですね。

自己肯定感が低かった僕は、愛されたい!友達が欲しい!と本当は願っているのに、どうしていいかわからず、それを手に入れることができないから苦しかった。

なぜ、そうなってしまったのか、、、

そこには潜在意識と呼ばれる意識の深いところにあるイメージが関係していますよ。

イメージ(思考)は現実化する

どうして、愛されたい!友達が欲しい!!と求めているのに、そうすることができないのでしょう??

先ほども言ったように、その理由は「わからない」ということなんですが、その奥にはもっと深い理由が潜んでいるんですよ。

それがまさに、自己肯定感が低く、自己否定感が強い、ということ。

そう、自分を大切な存在だと感じることができない

さらには、自分はダメだと否定する気持ちがあふれ出してしまうんです。

*自己否定感とは、この自分をついつい否定してしまう気持ちです。

僕はダメだ。僕はダメだ。僕はダメだ。

いつも心のどこかで自分はダメだと×をつけていると、人間ってその×の自分を演じるようになるんですよね。

例えば、いじめられっ子になって、みんなから×をつけられ、バカにされる自分を演じるようになる。

もちろん、それを望んでいるわけではありません。

いじめられることはものすごく苦しくて、辛いこと。

だから、いじめられたくない、って思うのだけど、、、もっと意識の深いところで「僕はダメだ」って思っちゃってるから、やっぱりいじめられるダメな自分を演じちゃうんですよね。

あるいは、いじめっ子になることもあって、いじめることで×をつけられる存在になることもあるんですよ。

先生や大人たちから×をつけられて、みんなからも怖がられたりして×な自分になる。

本当は、友達が欲しいだけなのに、意識の深いところに「僕はダメだ」っていうイメージがあるから、本当の友達なんていない×な自分になっていってしまう。

こんな風にして、心の奥底にあるイメージ通りの自分に人間ってなってしまうものなんだよね。

これが、「イメージ(思考)は現実化する」ということ。

僕はダメ(×)というイメージがあると、本当はダメ(×)じゃないのに、ちゃんとダメ(×)な自分になっていくんだね。

梅干しをイメージすると、本当は梅干しはないのに、口の中がすっぱくなって唾液が出てくるように。

ここで一度まとめると、

・自己肯定感が低い状態は、私はダメ(×)というイメージが、意識の深いところに刻まれているために「私はダメなんだ」と感じてしまう状態。

・自己肯定感の低い人は、ダメなイメージが強いために、「なりたい自分」ではなくダメなイメージの自分になってしまう。

・なりたくない自分を無意識に演じてしまうことが苦しい。

だからこそ、人間って、こうなりたい!!とは思っても、その「なりたい」自分になれないことがあるんだよ。

実は、いじめっ子やいじめられっ子も、

単純になりたい自分になれない。ただそれだけなんだよ。

だから、苦しい。

「~したい」も本当の思いなんじゃないの??

ところで、こんなことを思った人もいるかもしれないね。

「こうなりたい!!」も本当に望んでいることで、心の奥底の声であるのに

どうして「私はダメだ」というイメージの自分になってしまうの??って。

それは「なりたい!!」の思いについて、しっかり考えてみるとわかるよ。

例えば、「お金持ちになりたい!!」と強く望んでいたとする。

でも、よく考えてみて欲しい。

すでにお金持ちの人が「お金持ちになりたい!!」と強く望むだろうか?

きっと、お金持ちの人にとってはお金があることは当たり前で

「お金持ちになりたい!!」と強く望んだりはしないよね。

「お金持ちになりたい!!」と強く望むのは

まさに、お金持ちではないからなんだ。

つまり、「こうなりたい!!」と強く望む人には

まさにそうではないイメージがついてまわるということ。

ここが、「イメージ(思考)は現実化する」とは言っても

実際に「なりたい」自分になることができない人が多い理由でもあるんだよ。

先ほどの例でも、本当は「友達が欲しい!!」と思っていても

友達ができず、時に友達を傷つけてしまうことにはそんな理由があるんだ。

ちょっと脱線してしまったね。話を戻そう。

小学校の頃の僕は、

どうして自己肯定感が低く、自己否定感が強くなってしまったんだろう?

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どうして自己肯定感が低くなるの??

自己肯定感が低くなるのは、親の影響が大きいんだ。

ただ、今から親の影響について話す上で、先に伝えておきたいことがあるんだ。

それは、決して親が悪くて、親に責任があるわけではないということ。

だから、ここから先を読んでも、

子育てをしている人も自分を責めないでほしい。

基本的に、

すべての親、すべてのお母さんは子どもに愛を注いでいる。

この前提のもと、お話をしていくよ。

僕には小さい頃の記憶というものがほとんどない。

そんな中、わずかな記憶を思い出してみると、おばあちゃんとの記憶。

典型的なおばあちゃん子だったんだ。

そして、なんとか両親との記憶を思い出してみると

父親も母親も仕事をしている記憶。

さらには、がみがみ言われている記憶なんだ。

どんなことをがみがみ言われていたかというと。

学校で悪いことをしてがみがみ言われていたり、

どこどこの誰々さんところの子は○○なのに

あとは、テストの成績がどうだったか、ということ。

これらの話を簡単にまとめてしまうと

いつも社会での価値を基準にして自分を評価されていた、ということ。

これに関しては、父親が学校の先生だったこともあって、

他の家庭よりもずいぶんとハッキリしていたかもしれない。

そして、実はこの「社会での価値を基準に子どもを評価する」ということが

自己肯定感ってところに大きな影響を与えるんだよね。

社会での価値を基準にした評価が与える影響

社会での評価って、簡単に言ってしまえば

結果を出したかどうか、だ。

何かをやって結果を出したのか??

テスト勉強をして成績がよかったのかどうか。

あるいは、社会の中でいい子とみなされるかどうか。

僕はいつも、この社会の価値を基準に評価されていた。

実は、この社会の価値を基準にして評価することを続けていると

自己肯定感というものは低くなっていく。

どうしてだろう??

それは、結果が出れば○がつくが

結果が出なければ×がついてしまうから。

これ、結果を出して○がついているうちは問題ないんだけど

人間って、一生結果を出して、○をつけ続けられる人って

なかなかいないんだよね。

どこかで結果を出せない場面が生まれる。

その瞬間、大きな×がついてしまうんだ。

それこそ、ずっと社会の価値を基準に結果を求め続けてきた人ほど

社会で認められる結果が出せなくなった瞬間、

大きな×がついてしまうんだ。

この×が「私はダメだ」という自己否定感を生む。

同時に、○が消えてしまうことで、自己肯定感を低くなっていくんだね。

僕は結果を出せなくなるタイミングが早かった。

だから、「僕はダメだ」って気持ちはすぐに強くなった。

社会の価値を基準にした評価が自己肯定感を低下させる

子ども自己肯定感を下げてしまう大きな原因のひとつに

この社会の価値基準による評価があげられるんだけど、

実はこの奥底に、本当の問題がある。

それが、、、

大切なことは、子どもの存在をまるごと受け入れること

社会の価値を基準に評価をしてしまうのは

子どもの存在をまるごと受け入れることができていないから

ということができるんだ。

結果を出せたら○。結果を出せなかったら×。

これは現代社会が作り出した恐ろしい幻想のひとつかもしれない。

先にハッキリと言ってしまうよ

人間の価値って、そんなことで決まらないんだよ。

結果を出しても、出さなくても、人間ってすばらしい存在なんだよ。

だから、親として、子どもに対する姿勢として一番大切なことは

結果に関係なく、その存在をまるごと認めて、受け入れていくこと。

「どんなあなたであっても、私はあなたを信じている」

「ただ生きているだけで、あなたは素晴らしい存在なのよ」

この姿勢を子どもに示していくことが大切!!

そう、示していくことが大切!!

きっと、すべてのお母さんが、子どもに対して愛を注いでいると思うんだ。

どんな子どもであっても大切に大切に思っていると思う。

でもね、その愛がうまく子どもに届かない、というのが現実だと思う。

それは、先ほどあげた「社会の価値基準による評価」が根付いてしまっているからなんだ。

まずは、社会の価値に関係なく

子どもが素晴らしい存在であることを認め、その存在をまるごと受け入れることが

自己肯定感を育む上で大切なんだ、ってことを知っておこう!

どうしたら、子どもの存在をまるごと受け入れる姿勢を示していける??

これに関しては、こちらの記事に詳しく書いてありますよ

日本の子どもたちは他の国の子どもたちに比べて、自己肯定感が低い子どもが多いようです。そんな事実があるからこそ、子どもたちの自己肯定感を高めてくれる最高の方法を記事にまとめました。3つの具体的方法を意識して、ぜひ、自己肯定感を高める子育てを実践していきましょう!

まとめ

子どもの自己肯定感が低いのは

社会の価値基準による評価が心の奥底に入りこんでしまったため

また、その価値基準があったために、

お母さんが子どもをまるごと受け入れる姿勢を示すことができなかった。

それによって、お母さんの愛が子どもに伝わらなかった。

子どもも、結果のみで自分の価値を判断するようになり、

結果が出せなかった自分を「私はダメだ」と評価するようになってしまった。

ということなんだよね。

もう一度、最後に伝えておくと

お母さんが悪いわけでは決してないんだ。

お母さんは子どもを愛しているもの。

僕自身も今ではちゃんと母親の愛を感じることができるようになった。

ただ、社会の価値基準って、母親の愛をも妨げてしまうくらいに強いものなんだ。

だからこそ、知ってほしい。

まるごと受け入れる姿勢をしっかり表現することが大切なんだ!って。

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