タッチングの効果を知って、触れ合いで愛を表現しよう

子どものことを大切に思っているのに、その気持ちが伝わらない、、、

そんなことを感じた経験はありませんか??

自分の思いがうまく伝わらない時、とても辛いですよね。

あなたの愛情が相手に伝わらないとき、タッチングを意識してみることがおススメですよ

タッチングとは、手のひらを通したやさしい触れ合いのこと。時に、心身の健康維持・増進や癒しを目的として行われることがあります。

このタッチングが、普段の生活にも意識して取り入れることで、コミュニケーションをより一層豊かなものにしてくれます。

特に、親子間のような親しい関係性であれば、大きな力を発揮してくれるものですよ。

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タッチングはもっとも深いコミュニケーション

コミュニケーションって、実は言葉だけではないんですよね。

触れ合いとしてのタッチングもコミュニケーションのひとつ。

もっと言えば、タッチングはもっとも深いコミュニケーションだと言うことができます。

言葉で「あなたを見守ってるよ」「愛してるよ」と言うよりも、やさしく抱きしめてあげるほうがその思いが伝わることがありますよね。

その理由は、肌と肌の触れ合いには「温もり」があるからです。

実は、この「温もり」が、人の心には必要なんですよ。

人の心に必要なのは「温もり」

こんなお話があります。

昔、ある村で、動物に育てられた野生の子どもが見つかったそうです。

その子どもは村人たちに捕らえられてからも、ずっと暴れていました。

村人がやさしく接しても力で押さえつけようとしても、その激しさは増すばかりです。

そこにある村人が温かい湯を持ってきて、子どもを湯に入れてやりました。

すると、、、

子どもの表情は和らぎ、もう暴れることもなくなったそうです。

子どもの心を鎮めてくれたのは、やさしさでも強さでもなく、「温もり」だったんですよね。

言葉ではない「温もり」だからこそ伝わるものがあるんです。

そして、触れ合いとしてのタッチングは、まさにその「温もり」を人に伝えてくれるものなんですよね。

タッチングの実践(乳児~幼児)

乳児~幼児の小さいお子さんのいる方であれば、とにかく触れ合いを増やしていくことが大切です。

わかりやすく言ってしまえば、いっぱいいっぱい抱っこしてあげるということ。

時々、「抱き癖」が心配、、、なんて言う方もいらっしゃいますが、「抱き癖」なんてものはありません。

むしろ、抱っこしてあげたら抱っこしてあげたぶんだけ、自立は早くなります。

どうして自立が早くなるかと言うと、抱っこによる深い触れ合いで伝わるのは「温もり」なんですよね。

この「温もり」は、心地よさとして心の奥底に浸透し、その心地よさは「愛情」として記憶されます。

この「愛情」を十分に受け取ってきた子どもは、今度はその「愛情」を人に与えたいと思うようになるんですよ。

こんなイメージを描いてみてください。

心の中には「愛情」の器があります。「愛情」が注がれるとこの器はどんどん満たされていきます。

そして、ついに、この「愛情」の器があふれ出す時がやってきます。この瞬間が、今まで自分が与えられてきたものを、今度は人に与えたいと思うようになる瞬間。

つまり、「愛情」の器があふれ出すくらいまで「愛情」を注いであげることができれば、子どもは自然と自立するということ。

その「愛情」を注ぐ上でもっとも素晴らしい方法が、直接「温もり」が伝わる触れ合いであり、タッチング、そして、抱っこなんです。

だから、「抱き癖」なんてものはありません。むしろ、抱っこしてあげた分だけ、自立は早まるんですよ。安心してくださいね。

小さいお子さんとは、とにかくいっぱい触れ合おう。抱っこしてあげよう。

*ちなみに「抱っこ」は、手のひらを使ったタッチングとは違いますが、全身を使って肌を通して「温もり」が伝わっていくことから、本質的なところはまったく同じものと言うことができます。

タッチングの実践(小児)

お子さんが大きくなってきたら、手のひらを使ったタッチングがおススメ。

ポイントは「やさしく丁寧に」撫でるようにしてさすってあげてくださいね。

お子さんの頭を「いい子、いい子」しているようなイメージで撫でるようにやさしくさすってあげるんです。

心を込めてさすってみると、想像以上に気持ちがいいものですから、お子さんも喜びますよ。

気楽に行えるという意味で、さする部位でおススメなのは「背中」ですね。

「背中」をやさしくさすってもらうととても気持ちがいいです。さらには、疲れが抜けていくのもわかりますよ。

その効果は、お母さんもやってもらうとハッキリ実感できるので、ぜひ、お子さんとさすり合いっこしてみてくださいね。

そして、もうひとつ、「やさしく丁寧に」さする上でポイントがあるので、お伝えしておきますね!

それは、「こする」と区別しておくといいですよ。

時々、「さする」はずが「こすっ」ってしまう方がいらっしゃいます。

「こする」というのは摩擦ですから、確かに熱くはなるんですが、その熱さは「温もり」とは違うんです。

気持ちのいい「温もり」を伝えるためにも、「こする」のではなく、撫でるように「さすっ」ていきましょう。

もちろん、ある程度大きくなったお子さんでも、自然とハグできるような関係を築けているならば、ぜひ、ハグしてくださいね!

ハグは全身で「愛情」を表現することですから。

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タッチングの実践(中学生~大学生)

中学生以上のお子さんになると、ハグをしたり、やさしく「さする」といっても難しい、、、というお母さんも多いかもしれませんね。

そんなお母さんにおススメなのは、「マッサージ」

ある程度大きくなったら、わかりやすくて目的がハッキリしているもののほうがお子さんも受け入れやすいからです。

例えば、スポーツをやっているお子さんであれば、足の裏はパンパンに張っていたりしますから、お子さんにうつ伏せになってもらって、踏んであげるといいですよ。

きっと、めちゃくちゃ痛がりますけどね(笑)

足裏を踏み踏みしてマッサージしてあげることで、お子さんの疲労も取ることができます。

そう、疲れを取ってあげるという目的のもと、お子さんと触れ合っていくんですね!

また、文科系の子であれば、案外、肩こりがあるかもしれません。

だから、肩を揉んであげる。肩こりのある子にとっては「肩揉み」は気持ちがいいものですから。

もちろん、お母さんがお子さんにマッサージをしてあげた後には、お子さんにもマッサージしてもらってくださいね。

お母さんに気持ちよくマッサージしてもらったら、お子さんもお母さんにやってあげたいと思うようになるものですから。

ぜひ、お子さんの気持ちが動くのを待って、見守っててくださいね。

タッチングの実践(大人)

大人同士であってもタッチングはできますよね!

実践しやすいのは、握手ですよね。

ポイントは、ぜひ、自信をもって握手をしてみてくださいね。

握手を通して、相手とコミュニケーションを取っているんだと思ったらいいんですよ。

コミュニケーションとしての握手だから、心をこめる、相手を思いやって、相手を知るようにして握手をする。

たったこれだけで、深く思いが通い合うようになります。それは、お互いの「温もり」が伝わりあうということです。

また、テンションが上がっているときであれば、ハイタッチがおススメ!

ぜひ、積極的にハイタッチを実践してみてくださいね。

やってみると想像以上に、気持ちがいいし、うれしいものですよ。

そして、もちろん、大人同士であっても、相手と心が通いあってきたところでハグをしてみてくださいね!

タッチングの実践(介護、高齢者)

タッチングは介護などの現場でもおススメです。

心を込めた触れ合いは、時に奇跡すら起こしますから。

ここでは、実際にあったお話をさせていただきますね。

ある女性のお話

【旦那さんが突然倒れてしまったMさんのお話】
 
Mさんから旦那さんが倒れたとお聞きして、何かできることはないか、相談を受けました。

そして、僕は「さすり」を伝えることにしたんです。
それはただ、やさしく「さする」だけ。
 
「旦那さんをやさしくさすってあげてくださいね」

「でも、お医者さんはもう歩けないって…」

「大丈夫。旦那さんの力を信じて、さすってあげましょう」

 
それからMさんは毎日のように病院に通ってご主人をやさしくさすり続けました。
 
それから3ヶ月。
 
「先生!うちの主人が夜中に自分でトイレに行くようになったんですよ!」

「歩けるようになったんですか?!」

「そうなんです」

「すごいですね~よかったですね!」

 
もう歩けませんと言われていたのに、しっかりと歩けるようになったんですよね

たった3か月で。

でも、もう1つ課題が残されていました。

お医者さんからは「もう口から食べることはありませんよ。胃瘻しかないですね」と宣言されていたのです。

 

「大丈夫!旦那さんの力を信じましょう。必ず、変化しますよ。飲み込みだって筋肉によって行われるんですから。喉の周辺もやさしくさすっていきましょう!」

「そうですね」

 
Sさんは再び、さすりはじめました。
 
そうして1か月。、
 
「先生!昨日、主人が焼きそば食べたんですよ~」

「食べられるようになったんですか?しかも、焼きそば!?」

「そうなんですよ!」

「本当に、よかったですね!

 
それは奇跡のような出来事でした。

でも、決して奇跡などではなくって、手のひらの温もりを通して奥さんの愛がご主人に注がれたことが、ご主人のもともと持ってる力を引き出したんだと思うんです。

 
 
人は愛が溢れるくらいに注がれると、必ず変わることができます。
 
 
それは時に、もう治らないと言われた病気すらも治してしまうことがあるんですよね。
 
それを可能にするのが、触れ合いであり、タッチングなんですよ。

94歳のお母さんのお話

60代の女性が、94歳のお母さんの背中をさすってあげたそうです。

その時のエピソードをその女性がお話してくださいました。

そしたらお母さんが

「今度は私がさすってあげるね」

そう言ってさすってくれたんです。

丸まった背中のお母さんにさすってもらって、思わず涙が流れました。

その後、しばらくお母さんとさすり合いっこして、

「気持ちいいね。こんなことで楽になるんだね」

と語り合ったんですよ。

その女性、こんなこともおっしゃっていました。

「お母さんのこと、ずっと嫌いだったんです。でも、うれしくて、これからはずっとさすり合っていきたい」と。

手のひらからは「温もり」が伝わるんです。

その「温もり」を求めているのは、決して、赤ちゃんだけではありません。

何歳になっても、人は触れられたいもの。抱きしめてもらいたいもの。

だから、いっぱいいっぱい触れ合おう!

まとめ

タッチングというのは「愛情」を育むものだということができます。

だからこそ、子育てなどの人を育む場では欠かすことができないもの。

人は触れ合うことで、「温もり」を知ります。そして、「温もり」を通して「愛情」を学びます。

「言葉」が大切。「教育」が大切。もちろんです。

でもね、「触れ合い」「温もり」を感じたことがない子にとっては、「言葉」もどんなに素晴らしい「教育法」も意味がないんです。

なぜなら、その奥にある「温もり」、そして「愛情」を感じ取ることができないから。

人を育てるためには、まずは「温もり」を与えてあげてください。そして、「愛」を注いでください。それは、実際に直接、やさしく触れ合うということです。

やさしく触れ合って、「温もり」を感じ、「愛」を十分に注がれた子は、必ず人間として成長しますから。いや、子どもに限りません。大人であっても、触れ合いを通して十分に「愛」を注がれたならば、必ず人生が変わりますから。

そのためにも、まずは触れ合うことの大切さに気づいたあなた自身が、触れ合いを通してまわりの人に「愛情」を注ぐくことをはじめてみてくださいね。

できることからで大丈夫ですから。

あなたは「愛」に満ちています。

でも、もしもその「愛」がお子さんやまわりの人に伝わっていないのであれば、ただ触れ合いが少ないだけです。

心地よい触れ合いを通して、「愛」を伝えていきましょう。

まずは握手から。

小さな一歩から、歩み始めてください。

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